昼寝
体育祭の内容考える夢を見た。
夏って感じだった。すごくいい気分だった。
でも意識が醒めた瞬間に「うわっ、めんどくさっ」って思った。
でももう一度微睡みたいと思ってたら6時までにクリーニング取りに行かなきゃいけないの思い出してパッチリ目覚めた。今も打ってる場合じゃないけど。
夏って面倒くさい。たった一文字でやけに奥行きのある世界が頭に広がるし、そのくせ実際はこちらに病ませないぞという圧力をかけてくる。
冬や梅雨のほうが好きなのに、夏の嫌な思い出がひとつもない。いや、夏が思い出を嫌にさせない。
同じ出来事が冬や梅雨にあったら自分のなかでもっと暗いものとして記憶されるはずなのに、夏だからなぜかいい風になってる。怖い。太陽怖い。
でも夏が来る。
あーめんどくさいって思いながら、10年後に思えば超最高な夏が来るんだろうなあ。
面倒に思うのも、青春の特権だ。
クリーニング取りに行かなきゃ。