肩こり

二年生になりました。

 

 

昨年一年間はおかげさまで充実した日々を過ごすことができました。

スナックを6月で辞め、7月から授業を切りまくりながらバイトに没頭し、アラベスクと誕生日を過ごし、夏休みは実家で楽しんだり部活の合宿を楽しんだりした。

 

 

10月からは店長と関係が悪化しながら授業を切りまくり、新しく昼の飲食店で働き始めた。ういんの紹介である。とにかく優しい店主とおじさん達に囲まれて週に一回程度出勤した。水曜日だけは自分がまともな人間なんじゃないか、普通の女の子なんじゃないかと錯覚することができ、帰り道はいつも浮かれていた。

 

秋学期は本当に精神衛生状態が悪く、単位もボロボロと落とした。そして12月、ついに前の店を辞め、隣駅の店に入った。

とにかく新しいことだらけで、意識の違いや厳しさに始めの2ヶ月こそ泣いていたが、春休みに入ると生活に余裕ができ、まだ耐えることができた。3月はかなりの好成績を叩き出し、自分としても大変嬉しい気持ちでいっぱいではあったが、

昨今の事情もあり不安に駆られ、偽装書類まで使って1ヶ月の休みをいただいた。

 

その3月、4月に関しては、飲食店の方をとても頑張った。長い長い春休みにたったひとつのバイトである。自分も本気で取り組んだ。

その甲斐もあり、仕事面では大変評価されたし職場の人間関係も良くなった。自分にとって居心地の良い場所だなあと心から感じることが増えた。まるで隣駅での3月成績のようにこちらでも3月、4月は満足度の高い日々を過ごした。

 

5月になった。そろそろ恋しくなり、隣駅でのバイトを再開した。

久しぶりの出勤は我ながら生き生きとしていて、順調な滑り出しだった。

飲食店の出勤は若干にぶくなったが、それでもうまく両立できていた。

 

 

問題は大学が始まってしまったことだ。

 

学生の本分。私が現在の生活で最優先すべきもの。

 

オンライン&オンデマンドになったことで、登下校の手間は省けたがかなりの量の課題に追われることとなった。

授業。課題。夜勤。昼職。

どれも両立とは言えず、課題を落としたり夜勤に身が入らなかったり昼職の仕事がずさんになったりしていった。目に見えた堕落である。

 

追い討ちをかけるように、二つのバイト先で人間関係にも問題が出てきた。

 

隣駅では、飲みに行った際に自分の周りの人にたくさん迷惑をかけつつ、自分がいかに嫌われているのかを再確認しつつ、自分がいかに性格が悪くひねくれた甘え者であるかを痛切に実感させられた。そのせいで隣駅の上司のことを勝手に恨んでいる自分もさらに醜いうえ、仕事のパフォーマンスや仕事中の態度にも心の荒れようが表れてしまい、さらなる自己嫌悪のスパイラルに陥ってしまった。

 

飲食店では、上司と親密になった結果、礼儀を欠いた態度が日常的になってしまい店や周りの大人への敬意が見えない業務姿勢が続いてしまった。遅刻や連絡不足、ずさんな仕事は十分に自覚しており、しかしそれを上司や周りの環境のせいにする自分と向き合うことができずにいた。また、こちらの環境では夜職について公表していないため、常習的に嘘をつかなければならない場面が多くそう行ったことも精神的なストレスとして自分の弱さを強めていった。

 

 

そして今、今週、二つの店でどちらも自分の態度を注意されてしまい、どちらかで失敗したらもうひとつの方をうまくやって自己肯定感あげよう作戦が完全に詰んでしまったのである。これは自らをしっかりと省みて改善策を練らなければいけない。

このまま八方塞がりでアルバイトを続けることは実質不可能であるし、ましてや部活動が再開したら最悪も最悪である。

これから落ちついて過ごすために、痛い思いをしようと思う。